Makuakeで「北斗の拳」コラボ非常食「北斗の堅」販売、1つでも非常食を持つきっかけに
武論尊原作による原哲夫「北斗の拳」と食品メーカー ・光工業がコラボレート。保存食にもなる「北斗の堅(けん)~くろがね堅(かた)パン ココア味~」が、クラウドファンディングサービス・Makuakeにてリターン商品として先行販売が開始された。
缶には力強く北斗百裂拳を繰り出すケンシロウととに「堅あ!!堅あたたたたーっ!!」「お前はもう……喰っているっ!!」というセリフをデザイン。中身の個包装には、ケンシロウ、ラオウ、トキ、ジャギの北斗四兄弟が登場しており、「備える時がきたのだ!!」「我が備えに一片の悔いなし!!」「みえるはずだあの非常食が!!」「備えるものを言ってみろ!!」という本編をパロディした備蓄についての4人のセリフを楽しめる。クラウドファンディングのページには、「北斗の拳」のコマを使用してコラボ商品を宣伝するマンガも掲載されている。
今回のプロジェクトを立ち上げた光工業は「すべての人々に非常食を」をスローガンに掲げる広島県の食品メーカー。同社では、災害が多い日本ではすべての人々が非常食を持つべきだと考えおり、今回の商品が「非常食を備える習慣がない方、興味を持っていない方に、どうしたら手に取っていただけるか」を真剣に考えた結果生まれたものだと説明。「北斗の拳」と非常食のコラボは今回が初であり、作品を通じて非常食への興味を喚起し、「まずは1つでも非常食を持ってもらえるきっかけ」となりたいという思いからMakuakeでのプロジェクト開始に至ったこと明かしている。
保存食として採用された「くろがね堅パン」は九州北部の名物で、大正時代に官営八幡製鐵所で生まれたお菓子。従業員の栄養補給を目的に厳選した原料と独自の製法により開発され、大量に作って長く保存できるように水分を極力少なくしたことから非常に硬い。その硬さから、ゆっくりと噛んで食べることに繋がり、腹持ちがよく非常食として適している。コラボ商品には「くろがね堅パン スティックタイプ ココア味」が使われた。
1缶には、5枚入りの個包装4袋入り。賞味期限は製造から5年となっている。リターン品は、缶1つと缶を開けなくても中身が食べられるように、絵柄違いの個包装各1個がセットになった北斗羅漢撃セットをはじめ、缶100個と絵柄違いの個包装各3個がセットになった無想転生セットなどを用意。各リターン品ごとに、先着で早く買うほど価格が安くなる割引も設定されている。プロジェクトの終了日は7月9日。リターン品は9月末までに届けられる。なお、クラウドファンディングは「All-in方式」で実施され、目標金額に満たない場合でもリターンが届く。
(c)武論尊・原哲夫/コアミックス1983 版権許諾証EM-203